新潟と東京と。

新潟と東京と。

寒い。
まだ、紅葉も愛でていないのに、、、気分は秋を通り越して冬です。

最近、地方で活躍をする方にお会いする機会が多くあった。
トリメガのお3方に、先日開催をした、石川直樹さんと新藤淳さんのトークに北海道からいらしてくださったシリエトクノートのお2人とメーメーベーカリーのオーナーさん。

みなさん住んでいるところを愛していて、地方だからこそできることを考えて、それぞれの地で大変にご活躍されている。
わたしも、ちょっと地元を考えてみた。

わたしの地元は新潟は中央区。

地元 新潟を離れ、上京して早4年。いや、今年で5年目?ちょっとあいまいだけどざっとそれくらいである。
私は幼少期から新潟を離れたくて仕方なかったたちなのです。
新潟が嫌いなわけじゃないの。ただ、東京へのあこがれがとても強かったし、小さいころはゲーダイに行って画家になるのだ!と夢見ていたので、
自分は大学進学とともに東京さ行くだ!と思っていた。

しかし、結局大学は地元の新潟大学に進学することに。これも別にいやいや決めたとか、親に引き留められたからとかではない。
いろいろ自分なりに考えたうえで、新潟大学に決めた(teshにはかなり相談にのってもらった)。
学生時代は、大学生らしくしっかり飲みふけていましたが、それ以上に大学大好きで、単位にならない授業までも興味があれば、かたっぱしから聴講をしていました。また、学外の活動で1番印象かつ想い出かつ、勉強になったのが「水と土の芸術祭」の第1回に携わったこと。ボランティアとしての参加だったけど、アーティストの作品制作から、イベントの司会、作品説明、ワークショップなどなど、とにかくありとあらゆるお手伝いをしました。楽しいのなんのって。この芸術祭は新潟市が舞台となっていて、参加するアーティストがそれぞれの視点で見つめた新潟を作品にしてくださる。だから、アーティストのみなさんの作品制作をお手伝いして、作品のコンセプトを伺うだけでも新潟に対する新たな発見があるし、作品をめぐるのに今まで行ったこともなかったような場所に行くことができたしの、新潟再発見な経験でもありました。

と、ざっくりとこんな風に大学は好きだし、地元に根差したイベントにも携わるなど、地元愛溢れた学生時代を送っていました。
しかし、その一方、teshが東京にいたといくこともあり、美術館行きたい欲が強かったこともり、
月に1回は東京に行き、teshと美術館やギャラリーを巡って、あーやっぱり東京たのしいわーと、その刺激に魅せられていたことは事実です。
大型展なんか新潟に巡回してこないし、まだまだ駆け出しの若手アーティストの紹介がなされるスペースなどなく、
最新の情報、これからこの人がくる!みたいな情報は全くと言っていいほど届いてこなかった。
東京を中心に考えると常にタイムラグがある。
また、東京で見聞きしてきたことを友人に話してもピンとこない様子。
会田誠さんの展示みてきたの!!は?誰それ。
国立新美術館がね!!え?何それ。
みたいな感じ。

新潟は好き、好きだけど、、、、東京行きたい欲は日に日に高まっていくばかり。

いざ、就職活動の時期になった時、東京の企業しかうけなかった。
何社受けたかなんて覚えてない。だけど、ほぼ憧れで受けていたのは正直なところ。
マガジンハウス!集英社!新潮社!ロッキンオン!
田舎娘にはどこも憧れである。
上記からお察しのとおり、出版社志望だった。
試験会場に行けば東京の有名大学の学生がずらり。
ごめんなさい、新潟からのこのこやてきてごめんなさいという気持ちになる。
地方コンプレックスか。

そして、さすが就職氷河期、ことごとく落とされる。
必ずしも氷河期が原因ではないのだろうけど、そういうことにしてください。

その後、一社だけ内定をもらった。蹴った。

あーーーーどーしよーーー。と打ちひしがれる。
とりあえずteshを頼って上京することに。

その後、引き続き就活をつづけ、今に至るわけなのです。
今の仕事は、まざに東京だからできることと言えるかもしれない。
毎日、相当な刺激的な環境で仕事ができていることに感謝である。

で、そんな仕事を通じて、地方で活躍する方とも接する機会がある。
ここではじめに戻ってきたのだけど、そんな方とお話していると、あーやっぱり地元、地方っていいなって思ってくるのだ。

トリメガさんの、ここでしかできないこと、ここだからこそできることをしたいというお話を思い出す。
東京にいるとなんでもできちゃうように感じてしまう。

トリメガ弐号さんの青森県立美術館は常設が青森県ゆかりの作家さんにそれぞれ一部屋ずつスペースがあるというスタイル!
企画展も、今和次郎、寺山修司、太宰治とか、青森ゆかりの人をテーマにしたものが多い。
シリエトクノートさんの活動も、メーメーベーカリーさんも北海道だからこそできること。
(北海道行きたい)

なんでわたしは今東京にいるのだろう。
いつまでここにいるんだろう?

地方暮らしもいいなとか。
けど、東京はもう疲れたから、地方暮らししたいみたいなノリで東京を離れ、地方に行くのは気がすすまない。
ここに住みたい!なんて素敵なところなの!と思えるところに出会えたらかしら。

そして地元、地方いいなーと思いながらも、今のところ地元に帰る気はおこらない。
また地方は地方でも地元は地元だ。
地方と地元を一緒に考えることはできない。
地元に対しては、懐かしーと感じるのはもちろんだが、なんか物寂しさとか、恥ずかしさとか、そんな感情も含まれる。

やはり、まだ東京かな。
何かの事情で、どこぞに移らなくてはならないこともあるかもしれないが。

最近ちょっとした夢がある。
いつか、今の仕事でつちかったことを地元に還元(還元なんて言い方はおこがましいかもだけど)することだ。
どのようにこの経験を地元で活かすかは、まだ全くわからないけど、、、。

たまには、地元に帰って地元と向き合ってみようかなと思う。