めがねっこ

めがねっこ

ここ最近、体調を崩しがちである。
メール文末に「秋も深まりだんだんと寒くなって参りました。どうぞご自愛ください」とか書いておきながら、
まずはテメーが体調管理しっかりしろという感じです。
しかし、寝てもいられず、休日は美術館やらギャラリーやらトークやらで東京を駆け回る。

今日はTDW2014とcoromozaさんへトリメガのみなさんのトークを聞きにいった。
(お察しの通り、これも過去日記なので、ここでいう今日とは11月3日、文化の日のことである)

なんとも文化の日らしい計画だ。
朝は少し遅くまで寝ていた。9時くらいまで寝てたかな。
そのあと、TDWに行く前に、teshが風邪ひきのわたしのために体があったまるものを食べようと韓国料理屋さんに連れて行ってくれた。
がんがん唐辛子がきいたスンドゥブチゲを頼もうと思ったのだが、薬膳っぽいのも気になる。
参鶏湯って聞いたことあるけど食べたことなーいうと、よし!これ食べなよとteshにおされ、スンドゥブでなくて参鶏湯を注文。
一皿2,000円近くした。とろとろに煮込んだ鶏肉って書いてあったから期待大。お肉は普段あまり食べないのだけど、お肉の中では鶏が一番好きなのである。やってきたお皿を覗き込んでびびった。なんとも薬膳風なかほりただようスープの中に、鶏がまるまる1羽浸っているではないか!!!(なるほど、だからメニューにハーフという選択肢があったのか)。ナイフを入れると中からもろもろもろーーーて白いつぶつぶがでてきた。うわあああああああ内蔵だああああああああああああああと一瞬鳥肌がたったのだが、ご飯でした。ですよね。
てか、ナイフ入れたときのお肉の柔らかさに感動。口にれた瞬間、とろとろに!!骨まで食べれちゃうくらい。味もとっても美味な薄味で体のしんからあったまった。外に出てもずっとぽかぽかしてた。恐るべし参鶏湯。また元気ないときに食べたい。

TDW2014は行く気なかったんだけど、招待券いただいたし、チームラボが参加していることを知り、行くことにしたの。
(どうもTDW2014の楽しさが分からないのです。数年前TDWで開催された三潴さんキュレーションのジャラパゴス&エルピスの空はとてもよかった!)会場についたはいいけど、会場案内図にチームラボの名前がない。とりあえず屋内外、会場を歩き回ってみたのだけど、やはりない。あれーーー?さんざん歩き回っても、出会えなかったから、案内係のお兄さんにチームラボってどこですかとたずねる。「チームラボ?」、お兄さんの顔が、やば、それ知らねーという感じにくもった。案内マップでチームラボの名前を探すお兄さん。いや、わたしもひゃっぺらぺんそれで探したよと心の中でつぶやく。全く進展する気配がないので、この作品です!とチームラボの作品を動画で見せる。すると、あぁ!これならあそこですと案内してくれた。作者名までは覚えてなくても、そのお兄さんにとってもチームラボの作品のインパクトは大きかったのだろう。チームラボの作品は着物がテーマ『着物×きもの×KIMONO』のブースの奥のほうに展示してあった。これでは気づかないわかだ。しかもさっきこのブースはちらっと入ってつまんなそとすぎ出てしまったところであった。チームラボ作品の前には列ができていた。さすがである。出展作タイトルは《永遠と踊る人々》。真っ黒い部屋にガラス板が合わせ鏡のように配されていて、鳥獣人物たちが永遠と続く空間で永遠と踊り続けている。たぶん阿波踊り?キャラクターの色は着物の染めのような色で美しく、ゆらゆらとうごめく。永遠なんてないんだろうけど、ウルトラテクノロジスト集団はその技術と発想力で実現してしまう。けどね、たまにキャラクターが踊るのをやめて休んだりするの。それがまた良い。


TDW会場をあとにし、明治神宮へ向かう。
本日1番の目的、トリメガさんのトークを聞きにだ。わたしもつい先日トリメガさんのトークを企画し、わざわざお3方に青森、静岡、島根よりお越しいただいたのだが、私のほかにも東京に3人をよんだひとがいるのねと妙な親近感とささやかなライバル意識がよぎる。今回のトークのテーマは美少女とファッション。トリメガさんのほかにも、ファッション専門家が3名登壇された。会場はマンションの1室。主催者であるcoromozaさんのアトリエ兼事務所のようだ。
正直である、いろいろいいたことが山のようにあったが、ここでいうのはひかえよう。
自身の企画では誰に対してもホスピタリティを忘れてはいけないこと、トークテーマをはっきりさせることなどなどいろいろと勉強をになった。

トリメガさんとファッションということで、勝手に「めがねっこ」の話がききたいなーとおもっていたのだけど、残念ながらめがねっこというワードは出てこなかった。まぁ、わたしの安直すぎる妄想と期待にすぎないわけですが。

それにしても、トーク中にファッションサイドの登壇者の方が、古い資料だのを見せてくれたりしたのだけど、、、めがねっこなんて全くでてこないの。清く正しく美しいファッションのコーディネイト例にもでてこないし、自分らしいおしゃれをしよう♡みたいなところにもめがねは登場じなかった。今ではめがねっこの需要は結構あるように思う。アニメをみてもめがねっこキャラって必ずと言っていいほどでてこない?めがねっこがめがねを取った瞬間、ウソまぢ、ちょーかわいーみたいな表現もよくあるじゃん。けど、そういうのってやはりほんとここ最近の話なのかな。めがねがかわいい要素の1つになったのって、めがねがかわいい要素になったわけではないね、、、めがねっこはかわいい、、、あれっ、めがねかけてるこも案外かわいいと思われるようになったのは。かつてはやぼったくてださくて、色気なしな感じだったのでしょうか。ネガティヴ要素満点な道具であり、医療機器であり、装身具であったのでしょうか。

確かに、わたしもめがねをかけはじめた小学5年生の頃、めがねは大っ嫌いだった。というかかけるのが恥ずかしかったんだよね。
邪魔だし。だから授業中だけかけるようにしてた。すると、、、どんどん視力が低くなってきて、高校にあがるころにはメガネがないと生活できないくらいになってた。そこで、高校にあがると同時に常にめがねをかけるようになったの。するとですね、めがねキャラがていちゃくするとですね、今度は人様の前でめがねを外すことが恥ずかしくて仕方なくなるのです。
たまに「めがねとってよー」とか言ってくる人いるじゃん?まぢ、むり(笑)やだ、いやだ!!!

それからというもの今ではすっかりめがねが大好きで、めがねやさんにいるともー楽しくって仕方ない。

そんなこんなで

めがねと少女
めがねっこの歴史は

いちめがねっことしてとても気になるのです。
(私みたいなのはもしかしたらめがねっこなんてゆーかわいらしい呼ばれ方をするに値しないのだろうけど)

そんなめがねに思いをめぐらせながら、渋谷で一杯。
ぬか秋刀魚ってのがうまかった。

余談だが

←江戸時代の眼鏡らしい。か、かわいい。
 寛政十三年算法大全指南車の挿絵より