青森滞在記①-2:いざ美少女の美術史展。

青森滞在記①-2:いざ美少女の美術史展。

青森駅周辺から、バスで青森県立美術館を目指します。
ねぶたん号というシャトルバスがあり、1日パスだと500円!!
だいたいの観光施設をまわってくれるので青森がはじめてという方はこちらをうまく使うといいかもです。
わたしはその日、美術館しか行くつもりではなかったので、1回乗車賃200円を払う(後払い)。

駅から美術館まではだいたい20分くらいかしら。
青森の景色を楽しみながら、いざ到着。
きゃーーーずっときたかった美術館!嬉しすぎです。
洗練された中に遊び心たっぷりの真っ白な外壁の美術館。
設計は青木淳さん
青森県美WEBサイトから青木さんの言葉を引用「青森県立美術館は、隣の「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場から着想を得て、設計されました。発掘現場のトレンチ(壕)のように、地面が幾何学的に切り込まれています。」
そうそう、青森県美のすぐ隣は、山内丸山遺跡なのです。三内丸山遺跡は、日本最大級の縄文集落の跡。最近、縄文時代に興味津々な私には激あつスポット。美術館後に立ち寄ろうと思う。

まず、どこが入り口なのーと迷う。
慣れない美術館に緊張。
ここであろうと、自動ドアをあけると、obちゃんの作品がお出迎えしてくれました。かわいー。
obちゃんのやわらかーい色合い、物憂げな目の少女が5面に描かれている小屋型の作品。
会期中ライブペインティングをしていた模様。わたしが伺ったのは、会期終了1日前だったので、
完成型を見ることができました(ライブペインティングもみたかったです)。

さらに奥へすすむと、案内所が。
そこにいらっしゃったお姉様方の制服がなんとミナペルホネンなので、またまたかわいーとうっとり。
もーおしゃれなんだからっ。こういう細部までのこだわりは素敵だと思います。
水戸芸術館で開催された「拡張するファッション展」も、監視員さんが自身の制服を作るというWSで作られた制服を着てらしたのが印象的だったなー。
監視員さんもスーツ着てるより楽しいと思うし、見る側も堅苦しくなく鑑賞できていいなー。

展示会場は地下からスタート。
今度はタカノ綾さんの巨大バルーン作品《精霊船にのって》がお出迎え。
精霊船とは精霊流しの際に使われる故人の魂を乗せる船のこと。では、精霊流しとは?長崎県を中心にお盆に行われる行事です。
詳しくは、こちらをどうぞ→長崎ガイド

タカノさん独特のスラッとした手足、すとんとした華奢な体に、大きな目の女の子、その頭の上には鳥やらお花やらが。
この頭の上のモチーフや、女の子の水着の柄は精霊船の飾りがモチーフになってるみたい。
写真はこの角度からしかとらなかったけど、お尻がプリンってしててかわいかった。このポーズ、罪ですよー。

しかし、なんで精霊流しなんだろう。もしかしたら少女が少女とお別れし女性となるための少女自身の精霊船なのかもしれません。

つづく。