シンガポール滞在記最終章ー最終日にして事件勃発。さようならシンガポール。

シンガポール滞在記最終章ー最終日にして事件勃発。さようならシンガポール。

ホテルに戻り荷物をピックアップする。
電車でチャンギ空港を目指す。

一本で行けると思ったら、乗り換えが必要とのこと。
荷物が大きいからなかなかしんどい(もっと身軽に旅にでれるようになりたい)。

乗り換えのとき、事件は起こった。

ホームで電車を待つ私たちの前には、すでに多くの人が並んでいた(多くといっても東京の電車のラッシュ時とは程遠いです)。到着した電車も混んでいる。ドアがあく。
たとえば、私が通勤に使用している井の頭線の渋谷にはホームに駅員さんや警備の方がたって、乗り込む人を押し込み、「お身体、お荷物強くおひきくださーい」と叫ぶ。みなもそんなの慣れっこで、降りる人が降りたら速やかに乗車して、奥まで詰める。ドアが閉まるタイミングも、乗客がちゃんと乗ったことを確認してから、閉めてくれる。

が、しかし、、、ここは日本ではなかった。みなさんマイペースに乗り込み、なかなか奥にすすんでくれない。わたしはキャリーバッグがあるから、もうちょっと奥に詰めてほしいのだけど・・・というオーラを放ちながら乗り込もうとした瞬間である。ドアが閉まった。
はさまれる私。もーびっくりですよ。電車のドアに挟まれるなんてはじめて。Teshと先に乗っていた地元のお姉さんがオーマイガーッと電車のドアをこじ開けてくれて、なんとか乗り込むことができた。涙目になりながら「THANK YOOOOU!」とお姉さんに心底感謝した。
旅での醍醐味!地元の人とのコミュニケーション!を通り越して救出していただいたという、超貴重体験である。電車が発車しなかったことが不幸中の幸い。電車の中の皆さんが私をかわいそうにという目で見つめる。たぶん私は悪くないんだけど、、、無性に恥ずかしくなる。は、はやく降りたい。降りてこの一連を誰も知らないところに行ってしまいたいと。最終日に、帰国間際にまさかこんなことが、ねぇ。何はともあれ、お姉さんに本当に感謝。teshは私の荷物を持っていてくれたから、両手がはなせず。それでも助けようとしてくれてありがとうでした。

その後は電車のドアに挟まれることもなく、スムースにチャンギ空港にたどり着くことができた。電車をおりるやいなや、おばさまに声をかけられる「haw can i get toはっふるほー?はっふるほー?」どうやら、はっふるほーへの行き方を聞いているらしいのですが、はっふるほー?聞いたことがない。そりゃーシンガポールに4日しかいないわけだから、全地名を覚えているわけではないので、路線図を引っ張りだしたのだが、やはりはっふるほーなんて見当たらない。聞き間違いだろう「はっふるほー?」と聞き返すと、「YES はっふるほー」と言われ、何度きてもはっふるほーにしか聞こえない。なんとか教えてあげたかったけど、ここでギブアップ。ごめん、わからないと謝る。チェックインをする前に、ちょっとベンチで休憩。そこで「はっふるほー」が何だったのか、路線図を広げながらteshと謎解きをこころみる。はじから駅名をみていくと、、、「HarbourFront」が目に入る。はーばーふろんと、はーばーふろー、はっばるーほー、はっふるほー!!!2人であほのようにハーバーフロントがはっふるほーへと変貌をとげるまで呪文のように唱えてみて、うん、きっとそうである。はっふるほーはハーバーフロントであるという結論にいたった。2人ともツボが浅いのか、笑いっぱなしのままチェックイン、そして手荷物検査へ。シンガポールの手荷物検査は厳しいと聞いていたが、そこまでではなかった。

足りない分のお土産を買ったあとに、ラウンジでフライト時間までを過ごす。シンガポール航空のラウンジはなにやら食べ物がおいしいとteshに聞いていたから、楽しみだ。
ラウンジはそこまで広くなかった。雰囲気はANAのラウンジの方が好き。さーーー食べ物はというと、なるほどおいしいです!!
チキンのテリヤキとかお肉やわらかかったし、スープも美味でした。けど、いつもラウンジで食べ過ぎて、機内食むりーってなるので、そこはセーブをしながら。

時間になったので、搭乗。
さようなら、シンガポール。また合える日まで達者でな。

わたしは、離陸の瞬間がとてもすき。あのふわって浮く感じがたまらないし、うわーーー飛んだーーーという感動は何度飛行機に乗っていてもなくならない。帰国路はちょっと離陸が寂しかったりするけど、、、ね。
あとはゆったりと空の旅。行き帰りで何本映画みたかなー?マレフィセントとゴジラは覚えてるけど、後はよく覚えてないわ。

無事に日本に到着。

今回もいい旅だったーーー。

数々の出会いと経験に感謝。
三潴さんに心より感謝。
そして何よりteshに感謝。