シンガポール滞在記①:「チェックイン時間より早く行かないこと」という教訓

シンガポール滞在記①:「チェックイン時間より早く行かないこと」という教訓

そう、今回のシンガポールで学んだことがあります。
早めにシンガポールに行って、1秒でも多く遊びたい!!という気持ちから、日本を夜に出て、早朝にシンガポールにつくという便を選んだのです。
しかも、ラッキーなことに羽田発なので楽ちん!さいこー!と思っていました。確かに羽田発は楽ちんでした。朝6:00シンガポール着(いや、もっと早かったような気もする)。まだ日が昇らずまっくらーな中、空港でタクシーに乗り込み、ホテルへ向かいます。Vラベンダーホテル。ラベンダー駅直結で使い勝手は抜群。しかし・・・チェックイン時間は午後3時。早めにチェックインとかできるかしら?と尋ねるが、笑顔でごめんねと断られる。ですよねーーーととりあえず荷物を預け、ロビーで日が昇るのを待つことに。

眠い、、、眠い、、、1秒でも早くついて遊ぶぞーなんて勢いはすでに消沈。うとうとしているとロビーはいつの間にか中国からの団体さんであふれかえっていた。(う、うるさいわ、、、)。うとうとしたりイライラしたりしていたら、だんだんと外が明るくなってきたので、そろそろ出かけますかと、外に繰り出した。シンガポールの朝!!!気持ちいい。まず、アラビアンストリートへ向かう。早朝、人は少なく、見かけるものと言ったら猫と鳩。しかし、とてもきれいな街だ。モスクを中心に小さなお店が所狭しと立ち並ぶ、お店が開くときっとすごい活気なんだろうなと妄想。
私たち夫婦はすぐにヘンな道に入りたがる。小道を迷子になるのが2人とも好きだ。アラビアンストリートでも狭い道を好んで歩いた。すると、飲食店の人だろう、店の裏でキャベツの千切りをしたりして下ごしらえをしていた。「あーーこういうの最高だね!」と2人。旅をともにする人は、どこに面白さをかんじるか共有できることが大切だと思う。

その後、リトルインディアに向かう。おっと、いきなりインド感満載である。アラビアンストリートと全く雰囲気が違う。アラビアからインドへ。もはや自分がシンガポールにいることを忘れてしまいそうだった。リトルインディアはアラブストリートより、自分の肌になじんだ。そこかしこから漂うスパイスの香り、たちこむ砂煙、オープンカフェで朝チャイをすする男たち。からっとしたその光景と空気は、わたしをのんびりさせた。心地よい。少し歩いているとヒンドゥーのお寺があった。ちょーーーどはで!(写真参照)。高揚する。靴と靴下をぬいでいざ中へ。みなさん、とても真剣に祈りをささげている。正式なお祈りの方法が分からなかったけど、私も寺院内の仏像すべてに手を合わせた。となりをみるとteshは私以上に真剣なまなざしで祈りをささげている(いや、目をつむっているからまなざしが真剣かは見えないのだけれど、確かに真剣だったのだ)。このような感覚が共通していることもとても重要だと思った。そう、祈りに対する姿勢。彼は本当にピュアな人だと、teshの人柄を再認し、嬉しくなった。一通り、寺院を歩き、さーどうしようと悩む。まだお昼には早い。お昼に行く前に、高城剛さんがオススメをしていたシンガポール リトルインディア版のドンキホーテに行こうとなり、いざいってみたが、、、そんなに面白くなかった(笑)まぁ、なんとなく時間をつぶし、ちょっとお茶でも飲みながら作戦を立てようかということになる。何しろ、午後3時まで時間をつぶさなくてはならないのだから。。。

リトルインディア内のカフェ?(決してそんなおしゃれそうな雰囲気が漂う場所ではなくて、もっとアジア!な感じが漂いまくっているお店なんだけど良い言葉が思いつかないので、とりあえずカフェってことにしておく。)に入る。お店の人は華僑らしい。完全にこちらにことを中国人と勘違いしてきた。中国語で話される。どうにかチャイを2つくれと伝えた。チャイは安かったしおいしかった。ホテルを出てからずっと歩きっぱなしだったので、やっと落ち着けた感じだ。次どこいこーーとそのカフェで『地球の歩き方』を見ながら考えていると、ザーーー。雨です。そう、雨です、スコールです。さっと、地球の歩き方に目を戻すと、ちゃんと書いてあるんですよね、この時期のシンガポールはスコールに注意。なかなかやまないから、レインコートとか折り畳み傘があるといいよって。そんなところは一切読んでおらず、頭の中は何食べようかしらでいっぱいだったものですから、、、。けど、雨に濡れたリトルインディアがまた美しいのです。もはや2人とも諦めモードでとにかく雨が止むのを待ちましょうと、1杯のチャイで1時間くらいねばったかな(ごめんなさい)。まだ雨が完全にやんでいないけど、そろそろと地元の人が歩きだしたので、これはそろそろやむということだろうと判断し、カフェを後にした。まーその後、雨が完璧にやむまでは時間がかかり、歩いているうちに雨にけっこーぬれましたが。

そろそろおなかがすいてきます。いろいろ調べるとバナナの葉っぱの上でカレーを食べることができるお店がリトルインディア内にあることが判明。バナナの葉っぱ!!あこがれのバナナの葉っぱ!!ということで、バナナの葉っぱ屋さんに行きました。いやー見事にじもてぃしかいないお店です。みなさん慣れた手つきで、バナナのはっぱにご飯をもり、カレーやら何やらをぶっかけて手でそれを上手にまるめて食べています。もー羨望の眼差しでそんなじもてぃを見つめておりました。しかし、そんなに量を食べられなさそうだったので、、、われわれはダールカレーとサグパニール、そしてチャパティを注文。あ、あとビール。んーおいしい。カレーの香りが口いっぱいに広がるとともに、ビールが骨身にしみます。歩き疲れたうえに、汗と雨でぐっしょりぐったりでしたが、やっぱりおいしいの食べると元気が出ます。

そうこうしていると3時が近づいてきました。待ちに待ったチェックインです!!
ホテルまで歩いて戻り、ちぇっくいーーーん。即シャワー。即睡眠。teshがおいしそうなお店に夕ご飯を食べに行こうと誘ってくれたのに私はぐーすか寝ていたようです。ごめんなさい。。。さすがに疲れました。

長くなりました。有料トイレを経験したりとかもっとほかにもいろいろ歩いたりしたのですが割愛。

とにかく、チェックインより早くその地に行くのはやめようというのが1日目の教訓でした。ドーハに行った時も同じ目にあったのですが、全く学習ができていなかったようです。1日目、たくさん寝たので、2日目はさらに元気にお送りします。