オランダ1-時差ボケはハイネケンでさようなら。

オランダ1-時差ボケはハイネケンでさようなら。

2019年7月18日 旅の始まり

数年前のある日、faeruがDJをするイベント@トランプルーム/渋谷に参加をしたときに、キレッキレのダンスを披露している人がいた。とにかくフロアいち目立っている。
Teshとわたしは早速、彼に近づく。Teshが早速、ダンスでからむ。聞くと、オランダから日本を旅しているところだという。
そう、Vanjaとの出会いはこんな感じだった。
それから、facebookでつながって、Vanjaが東京に来た際に家に泊める、彼の家族や友人が来日したら案内するなどなど、交流が深まっていった。Vanjaは日本だけではなく世界中を旅するんだけど、旅先からいつも絵葉書を送ってくれるの。だから、わたしたちも旅に出ると、そこからVanjaに絵葉書を送っている。旅先文通。
こんな不思議な縁と交流の深め方をしたわたしたち。

今年の春、Vanjaから婚約をした!と連絡がきた。しかもガラパゴス諸島から。ガラパゴス諸島の崖でプロポーズをしたらしい(笑)なんとも彼らしい。
それから数か月後。結婚式をするから来てくれ!と招待をしてくれた。
もちろん答えはYES。
ということで、このたび、Teshと2人で結婚式のためにオランダに行ってきた!!
Teshは倒れてから初の海外。久しぶりの2人での海外旅でとてもうれしかった。
羽田→ウィーン→アムステルダム

深夜に東京を経ち、アムステルダムには朝についた。
ウィーンでのトランジットの際、Teshが機内にiphoneを忘れる事件もあったけど、無事にたどりつきました。
久しぶりのアムステルダム!!!
結婚式前で忙しいのに、Vanjaが空港まで迎えに来てくれた。謝謝~~~。そして再会に涙。
久ぶりに会えてうれしい~~~。
元気そうで何より!!!お言葉に甘えてVanjaにホテルまで送ってもらった。「ファッションホテル」(ん~キッチュでいい名前)。チェックインには少し早かったので、しばしホテルのカフェでコーヒーを飲みながら歓談。

ここで取り出すは、かつてアムステルダムを旅したときに持ち歩いたノート。前回、アムステルダムを訪れた際にVanjaがオススメのお店を書いてくれたノート。懐かしいなと思って、今回も持ってきたの。今回はオススメのラーメン屋さんを教えてもらった。
結構たくさんあるのね♪結婚式準備があるvanjaとはここでお別れ。忙しいところありがとう。

Teshと2人でチェックインまでアムステルダムの街を散策することに。
まずは腹ごしらえに、早速、Vanjaに教えてもらった、アムステルダムで一番おいしい!という「ラーメン キングダム」に行ってみることに。日本の方がされているみたいなので、期待大♡お店は、アムステルダム中央駅の近く。ホテルからてくてくてくてく、道中ふざけながら向かう。カラッとした青空がとってもきもちいい。
20分、いや、30分くらい歩いたかな。
ラーメンキングダムはでかいマリオが目印だ!とのことなので、マリオをさがす。
ありました!マリオ!ありました!ラーメンキングダム!
いい具合にお腹空いてから早く食べた~い。いざ、入店!と思ったら、入口に「OPEN 4:00PM」と書いてある。うそーーん。まさかの開店前(号泣)。
お腹が空いている2人は無口になる。
早く何か口にしないと機嫌が悪くなっちゃうじゃないの!
迷っている暇はないと、ラーメン屋さんからほど近いカフェのテラス席へ。

ビールください!
とりあえず、オランダと言えばのハイネケンを注文。
テラス席でビール♪爽やかな風が肌に心地よく、ビールも一層美味。つまみはサラダとウナギのマリネ。とにかくオランダは料理の量が多いイメージがあるので、訪れる際の食事はだいたいサラダで2人でシェアする。まあ、2人ともビールがあればOKなの。
しばし、ここで落ち着く。前来た時の話などなど・・・。

その後は私が行きたかった本屋さん「bookie wookie」に向かった。
私と一緒に旅をすると本屋さんめぐりにつきあわされちゃうよう。
Bookie wookieはzineやリトルプレス、はたまたアート作品を中心に扱っているお店。お店は決して広くはないけれど、入った瞬間ステキな本との出会いがプンプンします。みのがすなかれ!と自分の嗅覚を発揮させてくまなく見て回ります。いろいろ戦利品をゲット。teshもお気に入りの1冊を見つけていました。レジのおじさまがとてもすてきでねえ。ああ、この人ありきの、このお店なのねっと思った。

それからいったんホテルにかえってうだうだ。
移動の様子をさっきからはしょっているけど、基本歩きです。ガシガシ歩いて移動しました。だからね、ホテルに着いた頃には結構ぐったりなの。時差ボケもあるし。しばし、おやすみなさい。
目が覚めたらホテルの近所で飲もうねと約束をして、2人とも夢の中へ。

おきる。だるい。
飲みに行くの・・・。しんどい感じが漂いつつも、せっかくアムステルダムまできたのだからと、ホテルからほんと歩いて5分くらいのレストランへ。

なかなか良い雰囲気。が!メニューはオランダ語のみ。優しいスタッフのお兄さんにいっこいっこ説明してもらう。なんかチーズフォンデュみたいなやつとサラダを注文。あとはひたすらビール。さっきのだるさはどこへやら。2人でわいわい楽しい夜を過ごします。
結構な時間がたったはずなのに、外はまだ暗くならない。これが白夜か!!
暗くならないと、まだ遊べる気持ちになる。まだ飲めると思ってしまう。いやん、白夜って怖いわねえ。

ステキな時間を過ごしたところで、ホテルに戻る。
ベッドに体を横たえると、すぐにベッドの中に沈んでいった。

すてきなアムステルダム滞在のはじまりです。

紀行になると、なぜか長々と書いてしまうのね、わたし。
まるで、ニコラス・ベイカーの『中二階』のように。
つづく。