めでたすぎる授賞式と、おいしすぎるケークサレ

めでたすぎる授賞式と、おいしすぎるケークサレ

2019年4月21日(日)春も定着の陽気。綿毛も飛んでいる。

軍艦島10周分走って1日の幕開けです。
えーと、軍艦島は一周1.2kmです。

ジョギングって集中力がカギなんだなあと最近感じています。
10km走るのは体力的に余裕なのです。
が、集中力がない日とか、心がざわざわしている日って、距離を伸ばせないの。
別に息もそんなに切れてないし、まだ走れるはずなのに、4,5kmでもう気持ちが進まなくなってやめちゃうこともある。そんな時は悔しくて;;

走っているうちに心のざわざわもなくなってくるのもわかるのに、ダメな日ってあるのですよね。
不思議。

今日は走れた日だった。

走りに行く前に母の手作り料理が届いた。
母の料理は最高においしいし、なんだかおしゃれなのだ。
段ボールを開けて冷蔵庫にうつす。

母は本当にマメな人で、毎回こんな感じでお品書きまで入れてくれるの。
だから、これがこれかーと1つ1つ確かめながら、冷蔵庫に入れる。
食べるのがますます楽しみになる。

走り終えて、次の予定がすぐあったのでお昼ご飯をゆっくり食べる時間はない。
だけど、小腹がすいたし・・・と母の料理つまみ食い。

ケークサレを一口大に切ってパクリ。
う、うまああ。
感動のおいしさだ。

なぜでしょう・・・こんな母の娘なのに。
料理はこんなにできないし、
そもそも私は大雑把さとズボラで・・・。
母とは真逆である。

いや、少なくとも母の血をひいているわけだから、
まだ私の中でなむっているだけなのかもしれない。
とか考えている暇があったら、料理の1つを覚えようとしなさいということなのだろうけどw

その後、MOTに向かう。
リニューアルしてからはじめての訪問。

今日の目的は「TCAA2019-2021」の授賞式&シンポジウムへの参加。
だって、風間サチコさんが受賞されたのだもの!!!

Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)は、2018年に東京都とトーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)によって創設された、海外での展開も含め、更なる飛躍とポテンシャルが期待できる国内の中堅アーティストを対象とした新たな現代美術の賞です。アーティストのキャリアにとって最適な時期に最善の支援内容を提供する必要性を重視し、受賞者の選考は、選考委員によるアーティストのリサーチやスタジオ訪問により、彼ら・彼女らの思考や作品表現、キャリアステージへの理解を深めた上で行われます。
受賞者2名に対しては、海外での活動支援のほか、東京都現代美術館での展覧会および海外での具体的な発信を可能にするモノグラフ(日英)の作成など、3年間に渡る継続的な支援を行います。

150名ほどの応募があったとか。
その中から風間サチコさんと下道基行さんが選ばれました。
祝!!!!

嬉しいよう;;

風間さんとは、風間さんの初の作品集『帝国の予感』(朝日出版社)の刊行を記念して、
ブックフェアとトークイベントを通じお仕事をさせていただいた。もーそれが楽しくて楽しくて。
以前から、風間さんのこ作品は前々から大好きだったけど、チャーミングでとっても優しくて、まっすぐな風間さんをさらに好きになった次第。

【フェア】風間サチコさん初作品集
『予感の帝国』刊行記念
ようこそ!!かざまランドへ!

【トークイベント&サイン会】風間サチコ 初の作品集
『予感の帝国』(朝日出版社)刊行記念
かざまランドへようこそ!~サチコのアートと○○と。

風間さんは海外出不精だとご自身でおっしゃっていましたが、
今回の受賞での海外での活動の地として、ベルリンに滞在することを決められたとのこと。

お2人ともすでに超ご活躍されていらっしゃいますが、
今回のアワードを機にますます世界に羽ばたかれるんだろうなあと、授賞式やシンポジウムのお話を伺っていて思いました。

風間さん!!!これからかざまランドがどうなるのか、とっても楽しみにしています。

ミッドキャリアとは何か。
ここからまだまだ進もう!という姿勢は超かっこいいです。

私は、超でべそで、じっとしていられないし、すぐに出かけて
行方をくらましがちです。海外も大好きだし。
見たいものがありすぎで、行きたいところがありすぎる。

そんな私に、下道さんのシンポジウムでの言葉が刺さりました。

人生、本当に一回だもんなあ。
どこで働くかっていうか、どう生きるかって真剣に考えなくちゃなあ。

やばい、明日4時起きだよ。
もっと色々考えをまとめたかったけど・・・一旦寝る。