島から、温泉へ。① 掛け軸無視の床の間を愛でて、温泉三昧@道後温泉

島から、温泉へ。① 掛け軸無視の床の間を愛でて、温泉三昧@道後温泉

2016年8月9日(火)

 

駅弁をもぐもぐしながら、電車に揺られる。

高松から道後温泉にくには、まず松山に向かうの。
時間にして2時間30分くらいかかる。

ところで道後温泉とは?
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道後温泉は、「日本書紀」にも登場するわが国最古の温泉です。道後温泉のシンボル「道後温泉本館」は、どっしりとした構えの本館上の振鷺閣(しんろかく)には伝説の白鷺を据え、また毎朝6時に太鼓の音で開館を告げるなど、歴史ある温泉情緒をかもしだしています。
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そうなのです。日本最古の温泉とな!わくわくですねえ。
そしてそして夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場するのよね。
さらに、本館は「千と千尋の神隠し」の油屋さんのモデルの1つになったとも伝えられていますのよ(千と千尋の神隠しの世界へ!モデルや舞台になったと伝えられている場所まとめ)。

いやーーー楽しみですねえ。千と千尋の温泉シーン好きだなあ。神様が気持ち良さそうに入るのよねえ。

 

ほどなくして、松山駅に到着!
ここからは路面電車に乗って、道後温泉に向かいます。
路面電車は広島 以来だなあ。
いや、アムステルダムで乗ったトラムも路面電車かあ。
1日に数本、「坊ちゃん電車」というのも走ってるらしいよ。

 

 

 

 

今回、なぜ、道後温泉にきたのか。
ずっと来てみたかったところなんだけど、いつ行こうかしらーーというわたしの背中を推してくれたのは、山口晃さん。

道後温泉は道後アートなるお祭りを2014年から開催しているの。
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愛媛県松山市「道後温泉」では、2014年に道後温泉本館改築120周年の大還暦を迎えたことを記念してアーティストフェスティバルを開催しました。それ以降、さらに多くの観光客や市民に道後にお越しいただき、日本最古の温泉という地域資源にアートを取り入れることで、日本のみならず世界に向け新たな道後温泉の魅力を発信することができました。
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去年のメインアーティストは蜷川実花さん、そして今年は山口晃さんなのです。
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本年は文豪・夏目漱石の没後100年、小説『坊っちゃん』発表110年。よそからやって来た夏目漱石が松山を舞台にアイロニーとユーモアを込めて小説「坊っちゃん」を書いたように、山口さんも”よそもの”視点で道後を描きます。
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夏目漱石も山口さんも大好きだから、これを機会に行こう!となったわけです。

早速、山口さんの作品がお目見え。

すげー違和感ないんだけど、すげー違和感w

さらに、

この電信柱も。
すげー溶け込んでるんだけど。溶け込んでないw
すてきー。

私たちの宿泊さきは、この電信柱のすぐそば。
そして本館にも超近い、「葛城」さんです。
なかなかに年期を感じさせますw

お部屋に入ると・・・ひろw
そして、掛け軸無視の床の間w
いいのか。

掛け軸を前に高校野球です。

これもアイロニーでしょうかw

夕ご飯の時間までに、旅館の温泉に入ることに。
温泉とか久々。

メガネなわたしは、1人で温泉に入るのが実は怖いのよね。
見えないからw
ほんとは誰かと一緒に入りたいのです。

お風呂の後は、ごはん!
でてくるでてくるwww
旅館で食べる夕ご飯て、ほんとお腹いっぱいになるよねw
けど、特別感があって、とても良い。

ご飯の後は、夜の道後温泉を散策することに。
ふざけながらw


本館はライトアップされて綺麗だった。
みんな浴衣に下駄でした。

怪談ストリップなるものに少し心が揺らいでしまったw

帰りにコンビニで道後ビールを買った。
部屋で飲もうと思ったけど、2人ともばたんきゅー。

明日は朝一で道後温泉の本館に入りにいくです!!