四国へ、島へ。⑦ さようなら島。そして子どもとヤノベケンジと。

四国へ、島へ。⑦ さようなら島。そして子どもとヤノベケンジと。

2016年8月9日(火)

ピーーーーーーヒョロローー

今朝もとんびに起こされる。
おはよう。

いよいよ男木島最終日。
おいしい朝ご飯をいただいて(やっぱり麦味噌うまい!)、パッキングをして、
宿を後にする。

民宿さくらさん、とってもお世話になりました!
またゆっくり遊びにきます!

船で高松へ。
船生活もおしまい。

どんどん小さくなっていく男木島。
ちょっぴり寂しいなあ。。。

さて、今日は高松市美術館で「ヤノベケンジ シネマタイズ」を見ます!
前回、瀬戸芸の時は、大竹伸朗さんでしたっ。

高松港から美術館までふざけながら進みます。

今回のヤノベさんの展示は
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現代アーティスト・ヤノベケンジによる四国における初の大規模な個展を開催。 イマジネーションあふれる作品の数々を世に放ってきたヤノベの創造の軌跡を、「シネマタイズ=映画化」とい う視点で再編します。「シネマタイズ」とは、ヤノベがストーリー性とキャラクター性のある虚構的作品を様々な場所に設置すること で、空間や現実自体が映画のように変容する効果を意味しています。初期から最新プロジェクトまでの実作の展示 に加え、資料展示やドキュメンタリー映像の上映を通して、ヤノベ作品によって「シネマタイズ」された様々な空間 や現実の歴史を追います。
さらに、展示室全体を映画セットにするインスタレーションが行われ、実際の公開映画のための撮影も予定されて います。まさに、美術館自体が「シネマタイズ」される画期的展覧会です!
公式サイトより
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という企画。

作品の中には、稼働時間が決まっているものがあるので、時間になるとお客さんはみんなその作品の前に大集合。
中でも、子どもたちがとっても喜んでたのが《フローラ》。
ヤノベさんと増田セバスチャンとのコラボです。

フローラは、淋派400年記祭の際のPANTHEON / パンテオン -神々の饗宴- (2015)として作られたものらしいです。
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フローラは、ローマ神話における花の女神です。それにちなみ、植物相を表す Flora の語源になっています。
《フローラ》は、京都府立植物園の植物に宿る神様です。そして、睡蓮の咲き乱れる「鏡池」に置くことで、三十三間堂の中心にあって、蓮華座に座る千手観音のように、すべての花や植物のシンボルの女神として表現しています。
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ボッティチェリの《春》に着想を得ているらしいよ。

時間になるとこのこが立ち上がるんだけど、立ち上がった瞬間、子どもたちが必死になってスカートの中を覗き込むw

このこたちは、今日、この作品に出会えたことはきっと、大切な体験になって行くのだろうなと思った。
小さい頃、わたしは、親に本当にたくさん美術館に連れて行ってもらった。
それが今のわたしの糧になっているし、好奇心の大切さを学べた大事な時期だったなと思う。

フローラを前にはしゃく子どもたちを見て、なんだか懐かしかったし、嬉しかった。

わたしも子どもがいたら、たくさんの経験を、出会いを作ってあげたいなあとしみじみ思ふ。

そのほかにも、おっきい作品がいっぱい。
全身で楽しめる展覧会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りも、ふざけながら帰った。

teshとふざけるのが大好きですw

 

 

その後、お決まりの一寸余った時間のコーヒータイム。

UCCへ。小さい頃からUCCにはよく通ってて、ここの「プレーンワッフル」がまぢ大好きw

だけど、今はぐっと我慢w

 

 

 

 

 

そしてそして、今回の旅の第2の目的地、道後温泉にむかいます!
電車がころんってしててかわいー。「いしづち」です。

車内では、いろどりあざやかな駅弁をいただく。
駅弁ってなんでこんなにたのしいんだろーねー。

つづく。