何度目かの青森へ。田植に津軽塗に。

何度目かの青森へ。田植に津軽塗に。

2016年5月14日(土)晴れ

朝5:00起床
最近自然に5:00台に目がさめるから、あまり辛くなく起きることができた。

今日から2日だけ青森へ。
トリメガさんの「美少女の美術史展」に伺って以来、年に1度は青森、そして青森県立美術館さんに行っている。

今年はなんと青森県美さん開館10周年という節目の年!
行くしか無いのですよ。

7時30分頃のはやぶさに乗り込む。
引っ越してから、もっぱら上野乗車。

やはり、はやぶさはシートが広くて快適。
三島由紀夫の『豊穣の海』第2巻 「奔馬」を読みながら。
D.A.N.さんを聞きながら。

東北に近づくにつれ、田植えの光景が目に飛び込んできた。
水がはられ、まだわかわかしい稲が初夏の香りを漂わせ、なんとも爽やか。
一度、田植えは体験してみたいな。

11:00。新青森に到着。
本を読んでいるとあっという間。
北海道新幹線に乗り換える人が結構いたなあ。
奥羽本線に乗り換えて、青森に向かう。
こちらもあっという間。

青森駅。
なんだか、もう見慣れた景色。
ちょっと落ち着く。

早速ホテルに向かい、荷物だけ預けることに。
駅から徒歩10分くらいかしら。
アートホテルカラー青森
よくわからない名前であるw
安いからここにした。それだけ。

荷物を預けた後にまずは腹ごしらえ!!
やっぱり海鮮が食べたい。

青森のランドマークタワー(?)
アスパムに向かうことに。でっかい三角形の建物。

上階に飲食店があるらしいのでエレベーターで向かう。

みちのく料理「西むら」 アスパム店

ここにきめた!
本日はじめてのお客さん、わたし。

席選び放題!海が一望できる席にしてもらった。
そこから見えた景色がこれ。

なんて美しいのでしょう。
どこまでも広がる青い海。
水面がきらきらと太陽に反射して、いとをかし。

そして海鮮丼もおいしい。

以前であればここでビールを頼んでしまうところだが、全く欲しない。
変わるもんだね、人って、習慣って。

ちなみのこのテーブルは「津軽塗り」という青森の伝統工芸なの。

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津軽塗(つがるぬり)は青森県弘前市を中心に製作販売される青森県を代表する伝統的工芸品です。
縄文遺跡からも出土する漆器に見られるように、人類が文明を築いて以来、最も長く利用してきた 植物性原料のひとつにあげられるのが「漆」です。
漆器は、日本人の暮らしに欠かすことのできない、大切な日用品であり、芸術品なのです。
現代まで伝わっているのは唐塗/七々子塗/紋紗塗/錦塗の四技法です。
青森県漆器協同組合連合会webサイトより抜粋)
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このテーブルの唐塗という技法は漆を乾かして、研ぐを何度も何度も繰り返してできるんだって!
工程は48もあるのだとか。
どうやればこんな模様が生み出されるのか凄く不思議。
普段、「伝統工芸」に心傾ける機会は少ないけど、旅先の工芸を見、その技とか歴史を知るのって
とても楽しい。

お腹が満腹になったところで、ねぶたん号で山内丸山遺跡を目指します!

-つづく-

※これまでの青森日記※
2014年 
青森滞在記①-1:旅といえば食です。ホタテとB級感。

2015年
UFO墜落中の「化け物展」へ。ばけてました、ばけてましたよー。