インド5日目☆アイスキャンディーお兄さんについて行って、骨董屋。

インド5日目☆アイスキャンディーお兄さんについて行って、骨董屋。

2016年4月7日

お昼になってお腹がすく。
アップルパイだけじゃ、さすがに力がわかぬ。

ベンガリートラまで戻ってきたから前から気になってたお店に入った。
ネパール人のお兄さんがやっている「Shiva Cafe & German Bakery」。何でもドイツパンがおいしいらいい。

teshはベジタリアンバーガーとほうれん草のスープ。
わたしはトマト&チーズのホットサンドを。

おいしーーーーー。
パンおいしいし、ほうれん草のスープ激うま。
すごい緑だけど。

ネパール料理って、うまみとかコクがあると思うんだよね。
ネパール行ったとき、そう思った。インド料理とはちょっと違う。

お腹いっぱいになったところで、お土産とかみながらまたお散歩。

そういてば、きのこ(私の父)が、インドの版木が欲しいと言っていた。
版木とはwiki先生によれば
***
木版(もくはん)とは、版木/板木(はんぎ)とも呼ばれ、印刷のために文字や絵画などを反対向きに刻した板。木版印刷や木版画制作に用いられる。
西洋にも同様の技術は存在したが、東洋において特に盛んに行われた。隋唐期の中国にルーツがあるとされ、日本・朝鮮などの周辺諸国に広まった。宋元以後の中国における学術・文芸の振興や江戸時代の日本における浮世絵の盛行も木版なくしては語ることは出来ない。
***
です。

インドにも版木があって、とりわけインド更紗の版木なんかが有名みたい。
では、きのこに版木をお土産にするべく、バラナシの骨董品屋さんに行くことに。teshが調べてくれた。

歩く。
牛を
犬を
う○こを避けながら
歩く。

歩く。
歩く。
歩く。

迷子!!!

ここはどこだ。
行ったり来たり行ったり来たりしていると、アイスキャンディーをぺろぺろしながら
無造作ヘアのおにいさんが、お困りごとかいと話しかけてきた。
日本語できるお兄さん。

実は骨董品を探している。

俺、知ってるよついてこい。

ああああああ怪しいパターンだ。

と思ってると、

最近の日本人は怪しすぎる。と一言。

たぶん、日本人はすぐに怪しがると言いたかったのでしょう。
ごめん、ばれたか、今とっても怪しんでいます。

大丈夫、大丈夫!分かりにくいところにあるから俺に任せろ。

言われるがままにお兄さんに着いて行った。

牛を
犬を
う○こを避けながら。

着いたところはtesh調べたところとは違ったが、なるほど骨董品屋さんらしい。
おじいさん2人がやっている。

バラナシの骨董品やと言えばここだ、というかここしかないぞ。

とお兄さん。

店内は2畳あるかみたいな広さ。

ようこそお客さま、おかけください。

といわれ座ったが最後w

でてくるでてくる、石、石、石!
なんでもガンジス川から出てきた仏像なんだとか。
(ほんとかどうか・・・・ごめん、、、やっぱり怪しんでしまう。だって怪しい空気がむんむんなんだもん)

版木はあるかと聞いたら、版木は無いとのこと。

そして、まだまだででくる石、石、石!!!
素敵な仏像もあったけどとにかく重いし、版木を探してたから、
版木が無いなら、ごめんなさいと帰ろうとすると、

お兄さんがちなみにどれか気に入ったのあるかと聞いてくる。

しいて言うならこれかなーーと仏像の頭部だけのものを指差す。ブッタだ。
優しい顔している。

と、指差したが最後w
じゃー買えよと言ってきた。
いらないーーーーーーーー。

値段を聞くと3000ルピーとのこと。
たかいっす。

持ち合わせも無いし、ごめんというと。

お前ら社会人だろ?クレジットカード持ってるだろ?
それでホテルでお会計でもいいぞ
とか言ってくる。

いやだ、インドで「カードは使いたくない。

いやごめん、やっぱりいらないから・・・

気に入ったんだろ、ここにしかないんだぜ!!!

お兄さん、お店の人のようにぐいぐい。
もしやグルか、グルなのか!
(また怪しんでごめん、、、だって、だってやっぱり怪しい空気むんむんなんだもん)

明日からお祭りだから、前日ということで少し割り引きしてやるよ。

いや、、、それでもいらないごめん。。。

すると、お爺さんがこれは俺が作ったアクセサリーだ、どうだ?

他のものをすすめだしたw

だからーーーごめん、版木じゃなきゃいらない!!

外だったら振り切ったりできたけど、店内に入ってしかもこしかけちゃったから
なかなか離してもらえなかった。

なんとか、なんとか、なんとか、お店を出る。
「高い買い物だから1日考えてでなおす!」
と言い残して。

ああ、、、疲れた。
時刻は16:00頃。
今日は最後のプージャに行くつもり。日没まで時間があるからteshがライムソーダーが気に入ったドルフィンカフェへ。

お店のおじさんはわたしたちのことを覚えていてくれた。
バルコニー席に座る。
風がきもちいい。

さっきまでのあーだこーだを忘れちゃいそう。
ここはバラナシの街を、ガンジス川を一望できる。

砂埃で少し黄色っぽく見える街並はそれはそれは美しく見えた。
そこで祈り暮らす人たちを想像するとよけいに美しかった。

たとえ騙されようと、嘘をつかれようと。
すべてを飲み込む美しさがあった。

さあ、そろそろ日没。
プージャに向かおう。

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