4時間ソースの実行の実行?

4時間ソースの実行の実行?

2016年2月20日(土)雨

今日は中ザワヒデキさん個展「ソースと実行」のギャラリーツアーへ行ってきたYO!!
85の作品を中ザワさんがすべて解説してくれるというもの。
何と贅沢!しかも500円。

まあ、4時間という拘束が重くのしかかる人もいるかもしれない。

しかし、4時間あっという間だった。
最後には方法時代の作品も見ることができ、至極充実。

ソースのソースの説明を聞いて、つまり、今私が見ている画面は実行された画面であることに気づく。
つまり、ソースを表示するにはそのためのソースが必要。
つまりつまり、ソースのソースが発動してこそ、ソースを見ることができる。

だから、今私が見ている画面は、実行の実行とも言えるわけで、
こまかく言えば、ソースの実行の実行だ、、、ねっ!

イデアそのものは見えないのです。
りんごはみえてもりんごのイデアは見えないのです。

高松次郎の話も聞けて、、、涙。
(自身が高松の企画をする時、もちろん中ザワさんのテキストを拝読したが、
やはりご本人から説明をうかがうと、理解深まる)

ますます中ザワさんに接近したくなる4時間でした。

中ザワ音楽CD欲しいのに、、、CD聞ける環境がおうちにないorz

《個展情報》
ザワヒデキ展「ソースと実行」
2016年2月10日[水] – 3月21日[月・休]
@ナディッフアパート
http://www.nadiff.com/gallery/nakazawahideki.html

※WEBページ内のリンクから、ソースと実行全作品を見ることができます。

《中ザワさんイベント情報》
『ラムからマトン』(ART DIVER)刊行記念企画
美術家 梅津庸一&中ザワヒデキと考える
日本の美術史の分断と循環
2016年3月11日
http://www.aoyamabc.jp/culture/umetsu-nakazawa/