
四国へ、島へ。⑥ 民宿さくらさんが生まれた理由。
2016年8月8日(月)
小豆島に戻ってきた。
せっかくなので、小豆島も散歩することに。
「目」の作品を体験したことが無かったので、目的はそれに定めた。
港の案内所で行き方を尋ねると、歩くと結構遠いよー、レンタサイクルがオススメと言われる・・・。
が・・・。
ごめんなさい。わたし、自転車乗れないのです;;
しかし、目の作品は迷子がテーマでもあるらしいので、歩きながら迷子を楽しむことに。
いざ出発。
暑い。
あ、暑い。
汗がとまらない。。。
迷子を楽しみます♡とかポジティブ発言したはいいけど、体力的に結構しんどそうw
けど、がんばるもん。
途中で郵便局を発見!!
犬島で買ったポストカードを早速vanjaに送る送ることに。
ラッキーです。結構、旅先で郵便局みつけたり、ポスト探すの大変なんだよねえ。
任務完了したところで再び歩き出すことに。
暑いw
そして、お昼ご飯食べてなくて、ぺこぺこ。きゅるるるるる。
体力がさらに無いw
私一人だったらさらに迷子になってたと思うんだけど、、、さすがteshと一緒だったので、
スムースに作品がある場所にたどりつけた。
小豆島には目の作品が2つある。
どっちもおもしろかったお。
みなさんにも迷子になっていただくべく、ここで詳細は省きますわっ。
地図が便利に利用できるようになった今、なかなか迷子になることってないよね(わたしはなるのだがw)。
けど、何この道?どこに通じてるの?って視点でお散歩すると楽しいものよ。
近所でも、知らない道いっぱいあってたまにびっくりするもん。
さあ、目を見た後、やっぱりお腹が減ってたから近くのカフェ「café de MeiPAM」に入ることに。
じゃこがたっぷりのトースト!
厚切りパンでおいしー。
ちゃっかり小豆島ビールも!
そしてこのお店は本屋さんでもあるようで、おみせのあちこちに本が置いてありました。
その中に、中ザワさんの『近代美術史テキスト』を発見です。
なんだか嬉しくて、ご本人に早速ご報告。
小豆島でこの本にであえるとは。小豆島の皆さん、オススメですよう。
さあ、高松に一回戻って、男木島に帰ります。
最終便に乗る予定が、遅延してて、よていより30分近く乗船が遅くなってしまった。
宿に帰りが遅くなる旨を電話。
だんだんと海に日が落ちていく。
さっきまであんなに暑かったのに、風も少し涼しくなっている。
宿につくと、今日もとってもおいしそうな夕ご飯が並んでた。
たこめしもやっぱりおいしい。
ご飯を食べながら、宿の女将さんと話をした。
なんで、宿をはじめたのか。
はじめはアーティストのみなさんやボランティアの方にごはんを差し入れしてたところからはじまったみたい。
いまでも、たくさんのアーティストの方が宿泊されていて、食堂にはサイン入りの蛸壺がずらーり。
瀬戸芸がはじまって、せっかくたくさんの人が島を訪れてくれるのに、ご飯食べるところも、宿泊するところも少なくて・・・
だったら私たちが宿をしよう!ということではじめられたんだって。
すばらしい。
宿はお2人の手作り。
食堂や部屋のテーブルはお父さんがギーコギーコ木材を切って、とんかんとんかん作ったんだって!
宿の名前は娘さんのお名前なんだって。
なんだか素敵だなあ。
クチコミでお客さんは後をたたないという。
リピーターももちろんいっぱい。
宿をはじめた頃は一人旅の女性客が多かったらしく、今でもその人たちは頻繁に遊びにこられるという。
なんだか、娘がいっぱい増えたみたいで、と嬉しそうな女将さん。
島を気に入ってくれて移住した子もいるのよ。
そんな笑顔を見ると、愛されている理由がよくわかる。
だけど、わたしたちの代できっと終わりなの、と。
けど、これだけ、愛されている宿ならば、お2人が引退された後も、
誰かが継いでくれそうだなと思うのである。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.